コスプレ用の武器や造形鎧、撮影小道具やメイク・加工方法や作り方を掲載。


◆コスプレの始め方!◆



1・コスプレイヤー藤森蓮は
 メイクも知らない学生時代にコスプレを始めました。

 化粧水、乳液、日焼け止め…までしか使ったことがなく、
 テッカテカのすっぴんでコスデビュー。
 自分でも「アカン…」と思い、写真撮影はせず、色々勉強しました。
 
 

 コスプレをしたい!のと、写真を残したい!のはイコールではないので、
 やってみるだけで◎だと思います。

 でも、あの時もっと色々知れたらなぁ…と思ったので
 コスプレに初めて挑戦しよう!と思った方向けにまとめてみました。



2・メイク、ウィッグ、衣装、カラコン、武器、小道具などなど、
 全て揃えなくてもコスプレして良い。

 自分がしたい!所だけでいい。
 そもそも良いも悪いも正解もない、ファン活動なので。
(※著作権を持っている人がコスプレNGだったらできない等もある…)



3・でも、メイクやウィッグのルール(?)があるのはなぜ?

 コスプレイヤーがする「あわせ」(しない人もいます)
 は、同じ作品のキャラで集合する事で、
 写真撮影が目的の場合が多いです。

 この「あわせ」の「募集条件」に、
 「セットしたウィッグ、メイクをしたレイヤーである事」が多いため。

 (※あわせには、交流してお菓子を食べるタイプや、運動会をするなど、
  撮影メイン以外のタイプもあり、オタクの数だけ種類はあります)





 4・「あわせ」の募集条件によくある例

 ・成人している
 (未成年と行動すると最悪罪に問われるので…)

 ・金銭面で自立している
 (お金を払える事、交通費や参加費、スタジオ代など)

 ・連絡が取れる
 (あわせの細かい予定や時間などのやりとりがある、できる)

 ・キャンセル時はキャンセル料を払える
 (葬祭と体調不良以外キャンセルNGなどもある)

 ・着ただけ、かぶっただけNG
 (衣装やウィッグを着ただけでメイクをしないのはNG)

 ・カラコンできない人は先に報告してください。orカラコン不問。
 (目の都合でカラコンが出来ない人もいる)

 ・お写真をSNSに載せても良い方
 (お仕事の都合などでSNS掲載NGの人もいる、事前にすりあわせが必要)

 [カメラマンの場合の募集条件あるある]
 ・一眼レフ、ミラーレス等を持っていて、最低限ピント合わせなど扱える方
 ・データは一ヵ月以内に送ってくださる方
 ・レイヤーが写真をレタッチ、掲載しても大丈夫な方

 はじめのうちは大人数すぎるあわせではない方が無難かもしれません。
 (大人数は主催する募集側の負担が多く、初心者だと焦る展開も多いかも)
 ※大型がダメ!とか、少人数なら安心!というわけではないです…難しいね




5・募集に応募するのはどんな時?

・コスプレの友達がいない時
 あわせは同じ作品が好きなコスプレイヤー、カメラマンの集まりなので
 友達が作りやすい

・同じ作品好きのレイヤー友達がいないとき
 レイヤー友達とジャンル(好きな作品)が別々になることもある
 ※友達に無理にコスプレ勧誘してはいけない…
  コスプレはお金も時間もかかるので…
 時間もお金も人生の一部なので、
 お互いのジャンルを尊重して、推す程度にとどめよう…

・その作品であわせしたいとき
 好きな作品のキャラクター同士で作中のシーンの再現ができたり
 わいわいしていたり、大集合したり。やっぱり楽しい。
 




6・では何をどう準備したらいい?

準備1:衣装を用意する。
 「作る」か、「買う」の二択。

 「借りる」は良くない。
 大切な衣装を人から借りるのはよっぽどの事がないと良くない。
 「頼むからこの衣装を着て欲しい」と、言われた時だけにしよう。
  衣装を借りると、汚してしまうリスクの他、普通に痛みます。

 コスプレ衣装やウィッグは繊細なので、自分で用意しよう!

【作る場合】
 似た型紙を買ってきてミシンや手縫いで作る。

 時間もお金もかかるので、かなり覚悟が必要です。

 ボタン1つでこの値段?!などもあり、買うより高くつく事も多い。
 でも、布の質感から解釈を一致させて作る事が出来るので
 断然オススメしたいのはこの自作。
 (自作:自分で作る人、その衣装の事)

 あわせや予定がある場合は、逆算してスケジュールを組む必要がある。
 合わせ前日に徹夜しているのはこの自作タイプ。

【買う場合】
 ネットショッピングなどで買うことになります。

 公式が衣装を出している場合は公式で買うのがおすすめ。

 公式が出していない場合は業者から買うことになると思うのですが、
 (公式以外が衣装を作って売っている)は実はグレーで、かつ、
 詐欺も多いので注意が必要。レビューをよく読んで見抜きましょう。

 買っても衣装が体に合わない場合もあるので、手直しが必要な場合もある。
 到着が遅れたり、衣装が写真と違いすぎて買いなおす事もあるので、
 予定がある場合は早めに買って届くようにしておこう。


衣装の作り方も載せているので見て頂けると嬉しいです。




準備2:ウィッグを用意する

 ウィッグ屋さんや、ネットショッピング、Amazonなどで買う事が出来る。

 特別なメッシュやグラデーションが入ったウィッグの場合は
 キャラウィッグを買うのがおススメ、とても楽できます。

 ウィッグ+毛束や、ウィッグを染色して忠実に再現するのも醍醐味。

 


 ウィッグは買ったまま着用すると、顔にあわなかったり、
 形が違ったりするので、ウィッグセットが必要。
 

 ウィッグセットの動画は過去に沢山載せているので、
 参考にして頂けると嬉しい。



 ・ハサミ
 ・ヘアアイロン
 ・ヘアスプレー
 ・ヘッドマネキン

 +αで
 ・ヘアクリップ
 ・シリコン系のクシ
 ・アラビックヤマトノリ
 等があると、ほとんどのセットができます。




 ウィッグを被る前に髪の毛の上にウィッグネットを装着する必要があるので、
 もしウィッグ購入時に付属していない場合はあわせて買っておこう。





準備3・コスプレメイク(+カラコン)

 コスメイクは特殊ですが、使う物はほとんど普段の化粧品と同じ。

 ・化粧水&乳液
 ・日焼け止め
 ・ベースファンデーション(肌の色見を整えて綺麗にみせる)
 ・ハイライト(鼻を高くみせせるなど)
 ・シャドウ(顔のホリを深くするなど)
 ・アイライナー(目の線)
 ・アイシャドウ(目のグラデーション)
 ・アイブロウ(眉毛のラインを書いて整える)
 ・コンシーラー(ほくろを消したりする)
 ・つけまつげ(まつげを好きな位置に生やす)
 ・マスカラ(まつげを強調する)
 ・アイプチ、二重テープ(ふたえの幅を調整する)
 ・チーク(赤みを足して可愛くする)
 ・リップ(キャラの唇の色に寄せる)
 ・テーピング(皮膚を吊ってキャラの骨格に寄せる)

 などがあります。
 過去に色々なコスメイク動画を載せているので見て頂けると嬉しい。



 基本的なメイク用品は100均やプチプラでも揃う嬉しい時代。
 肌の色が褐色や白系の場合はファンデーションから特殊な物が要る場合もあります。

 コスプレメイク用品を紹介しているページも見て頂けると嬉しい。



準備4・撮影機材

 コスプレをするだけならスマホなどでOK
 撮影をしたり、撮りあいならカメラもあった方が楽しめます。

 ・スマホ
 ・リングライト、三脚
 ・カメラ、レンズ
 ・ソフトボックス、ストロボ、LED照明
 ・レフ板

 撮影機材や照明によって、雰囲気を出せたり綺麗に撮影できるので
 気が付くと機材沼に沈んでいきます。




準備5・場所
 

 ・宅コス
 (自宅でコスプレ)
 初めて、とりあえず着てみる、メイクしてみるのにオススメ。無料。

 ・イベント
 (屋外や公会堂やホールなどイベント会場でのコスプレ)
 イベントは交流がメインになりがち、友達をみつけるにはこれ、参加費は比較的お安め。

 ・スタジオ
 (撮影用のスタジオやレンタルルームでのコスプレ)
 スタジオはシェアと貸切タイプがある、シェアは比較的安めで、貸切だと高め。
 撮影機材や撮影背景が充実していて、いい写真を撮りやすい。




準備6・前日&当日
 

 ・交流目的の場合は、名刺を作ったり、
  SNSのQRコードのスクショをとって用意しておく

 ・衣装にアイロンをかける
  (アイロンキーピング)があると、しわを伸ばしやすい

 ・チェックリストを作って荷造りする
 (忘れ物対策)

 ・荷物が多い場合はキャリーケースが便利

 ・ウィッグをセットしたまま固定して運ぶ場合は
  ウィッグインバッグが便利

 ・メイク用品と鏡、ウィッグネットとメイク落とし
 忘れないよう注意(メイク落とし忘れ率高い…)
  メイク落としシートタイプが更衣室では便利





準備7・当日の撮影や交流

 ・自宅以外の場合は、規約をよく読んで、ルールを守って利用しよう。

 ・他のコスプレイヤーさんと撮影した場合、
  写真をSNSにのせていいかの許可をとってから載せよう。
 (加工したらOKの場合、加工後に一度見せて許可を得た方がよい)




準備8・帰宅後

 ・あわせなら挨拶をする
 (〇日に〇〇コスプレをしていた〇〇と申します、等と書くとスムーズ)

 ・撮影した場合はデータをギガファイル便やDMなどで送る
  (1か月以内、1週間以内が望ましい場合が多い)

 ・あわせの写真は加工がいるかorこの加工で掲載していいかを聞く

 ・衣装を洗ったり、陰干ししてファブリーズ等をする(下記)



準備9・片付け

 ・ウィッグ
  洗うorファブリーズ後、陰干しして、中にクッションの紙などをいれ保管

 ・衣装
  洗うorファブリーズ後、陰干しして、しわに気を付けつつ保管

 ・カラコン
  洗浄液で洗うor使い捨ての場合は捨てる、残りを保管

 ・メイクブラシ、パフ
  メイク用の洗浄液で洗って干して保管

 ・靴
  洗うorファブリーズ後、陰干しして保管

 ・アクセサリーや武器
  色移りしないように個別に袋に入れる等して保管






準備10・整とん



 衣装や、作りかけの衣装が増えると部屋が圧迫されてくる。
 整理整頓しておくことで、探し物もすぐみつかるようになる。

 防具や武器など、かさばる衣装はまとめて衣装ケースで保管
 長期保存の場合は防虫剤もいれると◎

 塗料など重めの資材も収納ボックスで保管がおすすめ

 加工前のウィッグやリボン類はキャリー付きの収納チェストに保管しています

 ・棚:カラーボックスは軽い物に、メタルラックは重い物にいい

 ・ウィッグセットや衣装作り等、動かせるラックに入れておくと作業時に移動できていい

 ・衣装やウィッグなどをまとめて保管しておくと、忘れ物を減らせる。

 そのキャラの準備リストを作って一緒に貼っておくとうっかり忘れも防げて◎
 カラコンのメーカーや化粧品のピックアップリストもあるとより◎





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